華西街・西門周辺
中正記念堂から西へ向かい萬華区に入ると、日本統治時代に「万華」と呼ばれていた古い下町の町並みが続きます。萬華は古くは清代に栄えた街で、台湾で最も早くから開けた場所でもあり、また日本統治時代に発展した街でもあります。この街は、龍山寺を中心に門前町が形成されていて、台北市東側地区のように洗練されてはいませんが、どこか懐かしい風情のあるかつての台北のイメージを色濃く残す街です。龍山寺近くには、ローカル度では台北一の華西街夜市もあります。他の夜市に比べるとアジアらしさが際立っていて、見て歩くにはとても興味深い夜市です。
廣州街の入口からは、ずらりと足裏マッサージのお店が並び、価格もリーズナブルです。ちょっと怪しげな大人の玩具類も、この界隈では若い女性も平気で楽しんで見ています。また、蛇やスッポンなどゲテモノ料理のお店も続きますから、そちら方面に強くない方はあまり見ないで歩きましょう。扇子や骨董品まがいのものなど、チープなお土産類も充実しています。桂林路近くまで歩くと、今度はフレッシュジュースや食べ物の屋台が続き、リーズナブルにB級グルメが味わえます。
萬華の北にある西門周辺は、庶民的なデパートやファッションビル、ショッピングアーケード、映画館などが連なる繁華街で、特にティーンエージャーのスポットとしても有名な界隈です。若者向けのブティックや雑貨店、CDショップやゲームセンターなど、若者文化の発信地ともなっています。そんな別名「台湾の原宿」とも呼ばれる若者向けゾーンでも、ちょっと横道に入ればそこには昔ながらの屋台が続いていたりと、実に台北らしさを持つ街並みです。街歩きの起点となるのは、若者の待ち合わせで賑わうMRT板南線の西門駅か、もしくは龍山寺駅が最寄の駅となりますが、台北駅や総統府方面からでも徒歩で15分程度の距離です。