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台湾の新幹線-台湾高速鉄道-

2007年3月に正式開業した台湾高速鉄道は、最高時速300Kmで台北と高雄の左営を結んでいます。その路線の大部分は高架とトンネルで構成されており、中でも世界最長級の190Kmもの連続高架部分と、7Km続く彰化八卦山区間のトンネル部分(7キロメートル)の工事が相当困難だったようです。また、工事を請け負った韓国ゼネコンの手抜きが露見したり、欧州から導入された信号システムとの間にトラブルが起こったりと、開業するまでに大幅な遅れも出ましたが、開通後は都市間交通の要として、徐々に需要な輸送機関になりつつあります。

この鉄道には、日本JR東海とJR西日本の共同開発で作られた新幹線700系を改良した700T型の車両が導入されましたが、その開発理念はリスペクト(尊重)&フレンドリーで、乗客のニーズに合わせたより快適でフレンドリーなサービスが提供できるように、車両には様々な工夫がされています。空調設備は台湾の高温多湿環境に合わせて強化、より速い速度と台湾の地形に対応するために、牽引モーターのパワーアップとブレーキを強化しています。 また、防火設備に付いても従来の新幹線と比較しても更に厳しい防火設計を採用しています。

3月現在では、台北から高雄の左営までは100分~130分で運行していますが、将来的には最速87分という所要時間となる予定です。これにより、これまでこの区間で最速だった台灣鐵路の自強号の持つ最速3時間59分という所要時間が大幅に短縮されました。今後は、台灣鐵路の自強號の乗客も大幅に減少していくことが予想されます。従って、台灣鐵路の西部幹線では、これまでの長距離輸送主体の運行体系から、近距離の地場に根ざした通勤や通学の輸送を主体とする運行体系にシフトしていくことになっていくようです。

台湾の空港と交通

台湾の発達した空路交通や台北に2つある空港の違い、従来からある台湾を一周している鉄道、日本の協力で2007年に開業した新幹線の様子と路線を紹介しています。また、豪華な設備がリーズナブルに利用できる長距離バス、都市内で利用するタクシーやMRTと呼ばれる新交通システム、路線バスなどの情報も網羅しています。

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