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台湾の言語と台湾語

台湾では、複雑な歴史的経緯もあり、国語(普通語)、台湾語、客家語、先住民などの様々な言葉が日常的に使われています。学校での教育は国語で行われており、国語であれば世間一般でよく使われておりどこでも通じます。ただ、台湾の国語は基本的には中国本土の普通語と同じですが、内戦以来50年以上が経ち、台湾独特の表現や文法の違いも若干見受けられます。また、経済活動や文化的な影響によって英語や日本語に対する関心もかなり高く、日本統治時代の日本語教育で今でも日本語が話せる高齢者も多くいます。

台湾語は、台湾人口の60%が話すことのできる台湾の母語で、台湾語と表記するよりも台語(タイギもしくはタイグと聞こえる)と書く方が台湾では一般的です。同じ台湾語でも、地方によって発音がかなり違い、それぞれの地方の方言のようなものとなっています。また、台湾語は学校で一般的に習うようなものではなく、家族や回りの大人が話しているのを聞いて覚えていく言語なので、系統立てた学問的な知識はあまり持ってないことのほうが多いようです。ただ、現在では台湾語の衰退を防ぐために、大学では台湾語の授業も行われているようです。

台湾語は、ミン南語(バンラン語、もしくは福建語)が変化したものだと言われています。台湾の本省人の多くは17世紀から19世紀にかけて中国の福建地方沿海部から移住してきた人たちで、その言葉が基礎となってできたのが台湾語だといわれています。同じ福建省沿海部でも、地域によって言葉の違いがあり、それぞれが入り混じって今の台湾語になったようです。台湾語の文字は、普通語で使われる簡体字ではなく、香港で使われている広東語と同様に伝統的な繁体字が使われています。

また、50年にわたる日本統治下で日本語の単語がかなり混じっているのも台湾語の特徴です。余談ですが、日本語は、先住民と言われている人達(山地同胞と呼びます)の部族間の共通語として今も使われているくらい台湾に浸透していた言語です。また、台湾語には先住民達の話す固有の言語も混じっていて、なかなか一筋縄ではいかない言語のようです。

台湾観光の基本情報

台湾の気候、気温、地理などの概要、中国清朝の統治から日本の統治時代、中華民国となった現在に至るまでの台湾の歴史の流れ、経済の変遷について紹介しています。また、今の物価、親日的な国民性、使われている言語、ビザ、通貨、両替、滞在中の生活情報についての一言アドバイスもあります。

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